昨日、環境省がモニタリングをしているイソギンチャクとクマノミのうち1箇所の全てが盗まれているのを発見。
今日の朝、環境省自然保護官事務所のスタッフ2名とともに海に入り、ニモ(カクレクマノミ)泥棒にあった場所を含めモニタリング中の10箇所を点検しました。
国立公園の指定を受け、珊瑚や熱帯魚などの採捕が禁止されているにもかかわらず、米原ビーチではクマノミをはじめ熱帯魚の不法捕獲が依然として行われており、極端にクマノミが減少しています。
クマノミの棲み家であるイソギンチャクで確認されている場所には、環境省が「注意書きをしたプレート」を打ち込んでいます。
さらに、安全上の目的から設置されている監視カメラも作動して録画されていますし、心あるボランティアさんたちの巡回もなされています。
それでも、そうした目を盗んで泥棒する場合は、刑事事件として海上保安庁や警察の逮捕権が適用されます。
何よりも、「ファインディング・ニモ」を楽しみにして、遠方から遊びにくる子供達のことを、泥棒たちはどう思っているのでしょうか?