吉原海岸・AloAloビーチの楽しみ方① -20190423

ハマクマノミ(吉原海岸AloAloビーチ、2019/04/22)
ハマクマノミ(吉原海岸AloAloビーチ、2019/04/23)

絶景の珊瑚群とドロップオフ

米原ビーチ西側の山原海岸には見ごたえのあるハマサンゴとシコロサンゴの群落があり、シュノーケリングを楽しむことができますが、さらに西の吉原海岸へと続くAloAloビーチではリーフエッジまでの奥行き広いラグーン~リーフフラットを沖に200mほど進むとサンゴ畑が賑やかに迎えてくれます。

ただ、このビーチにはリーフパスと呼んでもいいくらい大きなV字型に鋭角に切れ込んでいるリーフギャップがあり、自力で離脱不可能な渦巻き(潮目)が発生することがあるので水難事故が多発するポイントになっています。

沖縄県石垣島吉原海岸
吉原海岸「魔のVゾーン」で水難事故!
画像出典:鹿児島大学水産学部海岸環境工学研究室(西隆一郎研究室)「サンゴ礁性海岸の地形」
昨年事故に遭った方から話を聞き記事にもしました。

しかし、その魔のゾーンに絶対入れないわけではありません。
風波共に弱く、べた凪、干潮時を狙い、経験者とバディを組んでリーフエッジから離れず慎重に泳げば、米原ビーチアウトリーフのドロップオフに勝るとも劣らない絶景を見ることができます。

というわけで、
昨日に続きべた凪の中、干潮時を狙って米AloAloビーチ前のラグーンからアウトリーフドロップオフを、リーフエッジに沿って撮ってきました。

高い透明度でも底の見えない深さで豪快なドロップオフにも目を見張るものがありますが、リーフフラット近くのラグーンは壊れてバラスになったサンゴがないので白砂にビッシリ散在するサンゴ群が素晴らしく綺麗で、しばらくはハマりそうなエリアです。

離岸流や潮目に起因するココ特有の渦巻き、そしてサンゴを踏む心配の無い理想的潮位は(登野城港標準で)40〜100cm位といったところでしょうか。
また、リーフギャップVゾーンの中央には進まず、リーフエッジから離れない泳ぎ方が安心です。

撮れたてビデオ

14:00 晴れ、気温30℃、南南西の風8m、中潮、海面水温インリーフ27℃ ・アウトリーフ26℃。

(ドロップオフは1分10秒あたり〜)

昨日の撮れたてビデオ

2019.04.22.14:30 晴れ、気温30℃、南の風5m、中潮、海面水温インリーフ27℃ ・アウトリーフ26℃。

(ドロップオフは1分15秒あたり〜)