世界的にはやめる傾向
石垣島米原ビーチではサンゴや熱帯魚の捕獲は禁止されていますが、熱帯魚への餌付けについては環境省と市役所に確認したところ「好ましくない」としているものの禁止とは明文化されていないようです。
ただ、餌付けに持ち込まれている魚肉ソーセージなどは保存剤や香辛料などを含むので魚の生態系を壊し奇形をももたらしかねず、自然環境保護の観点から世界的にはやめる傾向です。
「海は広いから餌付けくらいでたいした影響はない」とうそぶく大人もいますが、「海という大自然の中で遊ばせてもらっている」という気持ちがやはり大事なんですね。原発問題や他の環境問題とも重なる話ですが子孫にかけがえのない地球の自然を遺すという感覚ですかね。
チャイナビーチ?と化す米原
また、地球温暖化の影響もあり石垣島では珊瑚の数が白化現象で減ってきています。
ここ数日、米原ビーチのインリーフの海面水温も30℃に達する勢いで、サンゴの白化を招く32~33℃のラインに近づいています。
その上、今年は石垣島に中国人ツアー客が毎日、大挙して押し寄せており米原ビーチも例外ではなくビーチにいる人々の8割は中国人というまさにここはチャイナビーチ?と化す日もあります。彼らの多くは無知故かサンゴを踏み荒らして遊んでいます。
何とかしないと米原ビーチの劣化が今以上に進みそうです。