大型の台風18号は先島諸島を直撃こそしなかったものの最接近した宮古島に大きな被害を与え、石垣島など他の島々でも散々暴風雨をもたらた挙げ句、ようやく去りつつあります。ただ、今後日本列島を舐めるように北上する進路をとるようなので予報から目が離せません。
明日未明には波浪警報が解除される見込みの米原ビーチですが、台風一過後でも余波のうねりがどの程度あるか、海水温が多少は下がっているか等、気になるところです。
さて、米原ビーチのシュノーケリングエリアは大きく分けると、南西に広がる川平側と北東に伸びたキャンプ場側の2つあります。
キャンプ場側エリアではビーチの手前の浅い場所でも数か所のカクレクマノミ(ニモ)の巣を見ることができ、ある程度、沖に泳ぎ出すと大型のサンゴ群や魚群に遭遇できます。
一方、川平側エリアではビーチ際の浅瀬から豊富な珊瑚が大小生息していて、4種類のクマノミ(カクレクマノミ・ハマクマノミ・クマノミ・セジロクマノミ)などの熱帯魚を含む多くの魚を見ることができるので子供から大人まで多くのシュノーケラーが楽しめる人気の場所となっています。
これは、ビーチの背後に迫るように鎮座して、潤沢なミネラルを珊瑚に与え続けてくれている桴海於茂登(フカイオモト)岳(下の映像の後ろに見える山)の恩恵の賜物と言えるでしょうね。
また、シュノーケルしながら見上げれば至近距離で山の緑を楽しめるのも米原ビーチの魅力の一つです。
ちなみに川平側エリアの海に向かって最も左側にある岩で仕切られたミニビーチは、ヨーロッパの人々に言わせるとインド洋の「セーシェル諸島」のビーチにそっくりだとか。
Googleで画像検索すると確かに似ています。
【参考ページ『米原ビーチ・シュノーケルマップ』】