川平側エリアの離岸流-20171010

川平側リーフパスは、米原ビーチ西端からの距離が比較的短いのでアウトリーフでシュノーケルを楽しむシュノーケラーには人気の場所です。

ただし、離岸流発生箇所(下記地図でGポイントからHポイント)とされていて、3年前には小学生の尊い命が失われています。

特に、北や北東から強風による西向きの風浪がインリーフを「青の洞窟」側から流れている場合、地形的にビーチの川平側西端にあるこのパスを抜けて出て行く強いカレントが発生することが多いようです。(下記地図白色矢印の流れのようになります)

ちなみに3年前、小学2年生の子が事故にあった2014年8月12日正午前の天気と潮汐を調べてみましたが風向、風速、潮位ともに昨日、私が強い離岸流を感じた時と酷似していました。

リーフエッジで干潮時のように潮がない時やせいぜい膝下くらいの潮位の時は、問題ありませんが、それ以外の潮位時は要注意!です。

川平側離岸流

また、通常アウトリーフへエントリーする際、リーフブレイクを嫌うならリーフパスからになりますが、リーフパスは離岸流の多発地帯。

強い離岸流がある時は、リーフパス以外のポイントから行くわけですが、この場合波高のあるリーフブレイクが押し寄せていることが多いので、波を潜り抜けるドルフィンスルーに慣れていない方は、アウトリーフに出るのは危険です。