もぬけの空になったイソギンチャクを見つけました。(2018.11.15)
最近は、ニモ(カクレクマノミ)の密漁被害はほとんど無かったのですが、ニモ泥棒の仕業だと思うと、悲しみと怒りに満ちたお知らせです。
川平側西端のプライベートビーチ風になっているところ(ヨーロッパの人たちがインド洋のセーシェルに似てるとよく言うので個人的にはセーシェルビーチと呼んでます)からイノーの潮溜まりに向かって泳ぎ出すとすぐ左側にニモが数匹いたハタゴイソギンチャクがありますが、虚しくイソギンチャクだけが残されていました。
ハマクマノミはイソギンチャクからかなり離れることもあるのですが、カクレクマノミは離れませんので盗られたのだと思います。
翌日、もしかしたらと再確認しましたが叶わぬ望みでした。
ひどい犯罪ですね。
画像はこの場所で今年9月に撮影されたもの。この子達が消えてしまいました。
撮影した京都の大学の先生は、年2〜3回は写真を撮りに八重山に来られる方で米原フリークでもあります。これらの画像をものにするのに同じポイントの海に動かずに1時間以上でも入っている方です。
心無いニモ泥棒はこうした人たちや子供たちの楽しみを奪っています。
ニモ泥棒に告ぐ!
密猟は、違反すると最高で「罰金200万円又は3年の懲役」になることもある!
との認識でやりなさいと、泥棒に言いたい!
そもそも、何が悲しくて犯罪になる国立公園海域公園地域で密猟するのか不思議。
ボクの住んでる宮良海岸にもニモはいるし普通地域だから採っても盗ったことにならないんだよっての!
石垣島米原海岸での遊漁備忘録
『I miss the "Nemos". - 盗まれしニモを偲ぶ』
初めて米原ビーチに来られたゲストを必ずお連れしていたところで、やはりここの映像を一番多く撮っていました。好ロケーションのポイントだっただけに残念でなりません。
毎日のように会っていたので、ポッカリと胸に穴が空いたような心境です。ご一緒した方々、たまには彼らを思い出してあげてくださいね。